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2016年2月

暖冬と言われていたこの冬ですが、1月に入ってさすがに厳しい寒さの日が多くなってきました。そして、この原稿を書いている今朝は突然の大雪。都心ではあちこちで交通機関もマヒして大変でした。私もあい・ぽーとに辿り着くまでの道のりがいつもの何倍にも遠く感じられましたが、途中で出会った子どもたちの瞳の何と輝いていたことでしょう。おそらく生まれて初めて雪を見た子もいるのかも知れません。あい・ぽーとの周辺でも、足元を気遣うママやパパの心配の声も聞こえないかのように、雪でぬかるんだ道を長靴で楽しげにジャンプしている子もいました。
そういえば、私も子どもの頃の雪の日の朝の光景は忘れがたい思い出です。朝起きて一面の銀世界。いつもの庭が見たこともないような別世界に変身して、まるでおとぎの雪の国の住人になれたような幸福感に包まれたものでした。
子どもの心に寄り添える大人になる条件の一つは、子ども時代をどれほど思い出せるかにあるという言葉を思い出した今朝のひと時でした。  さて、今年のスタッフのつれづれ日記のテーマは「子どもの頃の思い出」です。どうぞお楽しみください。

 

施設長 大日向雅美